みなさんはカリスマと聞くと誰を想像するでしょうか?
スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツなどが上がるでしょう。
「カリスマ性のあるリーダー」と聞かれて、10にいれば必ず名前を挙げる人の一人でしょう。
誰もが「あんな風にリーダーシップが発揮できたら、ああなれたらいいのになと誰もが思っていますが、それと同時に「自分からは遠い存在、なれっこない」と諦める人が大変多いです。
しかし勘違いしやすいポイントですがカリスマ性は、生まれながらに与えられるものではありません。
むしろ、先天的ではなく、後天的に身につくものであるということが、科学的に証明されています。
そこで今回はどんな人でもカリスマ性を持つことができる行動についてご紹介しましょう。
行動、環境を変えればカリスマになれる!
どうしてもカリスマを持っている人と自分たちとは一生超えられない壁があって、どうしてもカリスマ性を得ることができないと思ってしまいがちです。
しかし考えて見てください。
もしカリスマ性が先天的だとしたら、カリスマ性を持った経営者や成功している人について、子供の頃から大衆を魅了していたはずではないでしょうか?
スティーブ・ジョブズを例に挙げると、子供の頃や幼少期については知能はずば抜けていましたが、授業中に花火をしていたり、コンセントで感電したりと行動については周りに迷惑をかけてばかりでお世辞にもカリスマ性があるとは言えなかったはずです。
このように子供の頃から評判になるようなカリスマ性を持った人はなかなか現れません。
そのため、カリスマ性については周りの環境、困難に面した時の行動が起因して後天的に持つ能力だと言われています。
何年もの積み重ねがカリスマと作り上げる
かの有名なマーティン・ルーサー・キング牧師については父が宣教師兼社会活動家であったという要素があり、カリスマ性を身につけるには適した環境であった、自分の明確な思想があったということであのようにカリスマ性を発揮するような行動ができたのだと説明されています。
さらに説明するとスティーブ・ジョブズについても初期からあのような世界を魅了するプレゼンテーションができたわけではありません。大勢の前で何年も試行錯誤を繰り返しカリスマ性を得た成功のケースであると言えるでしょう。
カリスマの行動は感情表現豊かである
カリスマ的であることは、みなさんのイメージ通り、昇進や交渉、またビジネスの押すか引くかのような切羽が詰まった状況でかなり有利になれます。
理由について科学に裏打ちされたカリスマの行動に基づいて説明しましょう。
ある心理学者は、「カリスマ性のある人は、考えることなく、感情を自然に表現できます。こうすることで、彼らは、場のムードを刺激、あるいは和やかにしたりといったように他人の感情に影響を与えています。」と説明しています。
カリスマは感情感染を起こせる行動をする
これは「感情感染」と呼ばれる作用です。
簡単にいうと他の人の感情や言い方、所作や動きを潜在意識的に真似したり、同期したりするようなことを言います。これをうまく使えば、いざという時でもそうでなくても、人々を感情面でコントロールしやすくなります。
具体的に説明するのであれば、カリスマ性とは、自分の感情を強くわかりやすく表現することで、それを他の人やその人の心を動かし、人々へと伝染させる性質のことであると言えます。
プライベートな場面以外では感情表現をしていない人は多いと思います。
伝染させるための一歩として感情の解放は日頃からやっておきましょう。
環境や行動をカリスマ性のある人に似せる!
どんな人でもカリスマ性を持つことができる行動についてご紹介してきましたがいかがでしょうか?
感情についてはかなり重要な要素になりますので普段の行動から意識していきましょう。
またカリスマ性を得る上ではそれにふさわしい意識と環境また行動が必須になります。
自分が今いる環境など普段の意識も見直しながら行動できるとよりカリスマへ近づくことができます。